投影定義と投影変換




投影定義や変換については,ArcCatalogのStep3やStep4で簡単に説明をしましたが,この座標系やら投影法なんかはすごく奥が深く,私も全部理解していません。深く知るには,ヘルプでも参照してみてください。


(1)地図投影とは

★ArcGIS Help >>> 地図投影とは

投影定義 >>> ArcCatalog Step3

投影変換 >>> ArcCatalog Step4


(2)投影定義などの際に便利な技

ArcCatalogのStep3やStep4でもでてきた,投影変換や投影定義をする際の以下の画面。



この座標系というのは,ひとつずつファイルになっています。
ですので,よく使うものを開いたときに出てくる場所にコピーをしておけばよいわけです。
このファイルの場所は以下のフォルダにあります。

C:\<インストールした場所>\ArcGIS\Desktop10.0\Coordinate Systems

この「Coordinate Systems」の直下に置けばよいわけで,「よく使う座標系」のようなフォルダを作成し,その中にコピーしてあげます。




そして,ArcCatalogでもArcMapでも良いので,座標系の定義のダイアログを出します。すると,


コピーしたファイル=投影定義が一つにまとまっています。


(3)よく使う座標系

現在,購入したり入手したりしたデータの座標系として多いのは,

平面直角座標系 JGD2000

が多いかなと思います。平面直角座標系というのは,日本国内専用の座標系で全国が19に分割されています。大分だと「第2系」になります。これは狭い範囲の正確な投影を実現するために導入されている方法です。

それで上の図を見てみると,平面直角座標系に,「〜(
JGD2000).prj」と「〜(Tokyo).prj」と2つあると思います。これは,2002年に世界測地系という基準に移行したためです。それ以前は日本測地系(旧日本測地系とかTokyo Datumとかいう)という基準を用いていたわけです。平たく言うと,日本測地系を使っていたら結局いろいろと不都合(地図がずれるとか)がでてきたので,それを解消するために世界測地系に移行しようということになったわけですね。その世界測地系によって投影された地図の持つ座標系を特にJGD 2000と呼ぶわけです。前の日本測地系と区別するために,日本測地系2000とかいう標記もあります。
JGD2000は「The Japanese Geodetic Datum 2000」の略です。
 
平面直角座標系 → 世界測地系に基づく            JGD2000(日本測地系2000)
        → 
日本測地系に基づく        日本測地系 or 旧日本測地系など  


この区別は,基本的に他の投影でも同じことになります。
おそらく,以前は
(旧)日本測地系の平面直角座標系(第*系)で整備されていたデータが多くて,最近入手するものは世界測地系の平面直角座標系(第*系)が多いというケースがあるかもしれません。投影定義がされていれば,ぴったり合わせてくれますが,・・・余裕があれば「世界測地系の平面直角座標系」に変換しておく方が,後々いいかもしれません。







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